エンジニアブログ

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脳の仕組みとエンジニアとしての矜持

上長『これ、どうやって検図した?紙?画面?』
私『画面っすね。新旧比較重ねてぇ〜』
上『こことこことここ。間違ってるが?』
私『あ!すいません!直します🙇‍♂』

これ、20年前にあった会話です。
新人の頃の事を、最近良く振り返ります。

幾つかの記憶の中で定期的に思い出すのがこれです。

当時は(いちいち紙とペンでやる必要あるか?ペーパレスで合理的じゃない?)って常々思ってました。

それで、数十年の時を超えてとある記事を目にし、目から鱗でした。

っというのも、実はこの「画面と紙でのチェックミス発生率の違い」をテーマにした脳科学的見解が目に飛び込んできたのです。

要約すると
★画面=写真として脳がイメージ画像を見る方向へシフトする
これは画面自体の発光を視神経を通して脳が処理する。
そうなるとイメージで処理するため、細かなところに目が行き難い。
★紙=印字されたものは外部からの光を反射して視神経を通して脳が処理する。
そうなると印字したものを図柄で処理するため、読み解く方向へシフトする。

明確な違いがあったんですね。
古い設計者の矜持でもなく脳の仕組みがそうさせているのです。

意外と脳はファジーな部分を残しつつ、高性能CPUでもある。そんな曖昧な脳を私は愛してます。

『設計者として紙とペンで図面をチェックするのはある種の矜持』として、今後も泥臭い設計者を目指していこうと改めて思いました。

皆様も、自分の行動が合理的だと思っても、一度立ち止まり、その裏の実情に目を向ける時間を設けてください。

『正しさとは何か』を常に頭の片隅に残し成長していきましょう!