エンジニアブログ

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押してダメなら

他業種からものづくりの世界へ飛び込んで1年強。
若輩者ですが幅広く経験させてもらい、その中で何度も自分にとって

大きな壁にぶつかってきました。
そもそもどう設計すればよいのだろうか。
はたまたこの不具合の原因はなんなのだろうか。
作り始めから完成、さらには使い続けていく中のありとあらゆる段階で、

その壁というのは唐突に現れるように感じます。
壁をそのままにしたままでは心が休まらなさそうだ。
それならもう少し踏ん張って糸口でも探り当てよう。
そう思いながら立ち向かい続けるのですが、さすがに限界があります。
今日はこのくらいで勘弁してやるかと、心にモヤモヤを抱えながら帰路へ。
そして家に着いてしまえば、もうあれだけ考え続けていたことはすっかり頭の片隅に

追いやられています。
モヤモヤはまだ残りつつも、ご飯を食べたり、だらだらしているといつの間にか眠りの中へ。
翌日、再び壁を前にして昨日の気持ちを思い出すのですが、不思議なことに、

気づいていなかったことに気づいたり、
よりシンプルな考え方に立ち戻れたりして、壁を乗り越えられたという経験が何度もあります。
向き合い続けていた昨日の方が頭の中はその対象で埋め尽くされていて、
考えられるあらゆることをインプットしていたはずなのに。
睡眠を挟み、一旦リセットされた頭で考える方が、よりよい筋道で考えられるような気がします。

 

夢を見たりするのは、溢れるほどに入力された情報を整理する過程で起こること、

とどこかで聞いたような覚えがあります。
睡眠だけでなく、散歩をするなど、頭をリフレッシュさせると考えが進むというのは

よく聞く話ですし、調べればそれっぽい回答は出てくるのかもしれません。

 

ただ、私は今もまた壁にぶつかっている最中。
ちゃんとした仕組みはわかりませんが、これまでの経験を信じて、
一度壁から離れる決心をつけたところで筆をおきたいと思います。
明日、考えが進むことを祈りながら。