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2025.10.27
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読書のススメ
『史上最強の哲学入門』『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』
著者:飲茶
哲学は難しいと思います。僕も以前、ニーチェの本を読んで挫折した経験があります。
専門用語や難しい言い回しに圧倒され、途中で本をそっと閉じました。
しかし、飲茶先生の『史上最強の哲学入門』は、中学生でもわかる哲学を教えてくれる一冊です。
本書では、哲学者たちを某有名格闘漫画のキャラクターのように描き、
思想を“戦い”のように表現しています。
デカルト(x・y座標の人)が「我思う、ゆえに我あり。それを神が作った」と言えば、
ニーチェが「神は死んだ」と反論する。
答えを見つけたと思った瞬間に別の哲学者が反論し、また考え直すことになります。
まるで世界最強を決めるトーナメントを見ているようです。
世界の真理を突き止めるために、
疑い、答えを出し、次世代の哲学者に否定される。
その繰り返しの中で、人類が「考える」という抽象的な能力=体系を作ってきたことが、
魂で感じられる一冊です。
「哲学なんて、一部の裕福な暇人が考えること」
そんなふうに考えていた時期が、僕にもありました。
現代社会では、私たちは皆“自由の罪”に処されています。
絶対的な正解がないこの時代に、自分なりの正しさを持ち、
それを突き通さなければならない。
そんな現代人にこそ、哲学は必要なのではないでしょうか。
哲学の本質は「理解すること」ではなく、「考え続けること」にあると思います。
具体的な行動を指示する本ではなく、脳に筋トレをプレゼントしてくれる一冊でした。
オススメです。

