エンジニアブログ

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蝉しぐれとともに訪れた記憶

夏と言えば、朝から響く蝉しぐれ。
縁側の日陰から眺める、夏の日差しあふれる庭。
夜、どこかから聞こえる花火の音。
白檀のお線香の香り。

そこまで思い浮かんで、なぜ急にこんなことを考え出したのかに気づきました。
学生の時分、夏休みによく訪れた友人宅で、いつも焚かれていたお線香の香りが、街中でふと香ったからです。

せっかちだけれど行動力のあるその友人は、昨年、早々に旅立ってしまいました。
いつもの帰り道で初めて香ったお線香の香りに、お盆まではまだひと月あるというのに、
「相変わらずせっかちは健在なのだろうか」と、ひぐらしの声を聞きながら思いをはせた夕暮れ時でした。