エンジニアブログ
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2024.04.22
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車輪の再発明はいけないか
車輪の再発明という言葉をご存知でしょうか。
既に広く知られている技術があるにも関わらず、それを使用せず時間をかけて技術を1から再構築する事です。
ソフトウェアエンジニア的には便利なライブラリがあるのにそれを使わず独自の計算法で実装を行うことでしょうか。
車輪の再発明は基本的に避けるべきと考えられています。
時間が余計にかかるだけでなく、他の人が理解できない恐れがあるためです。
例えば円の面積を求めたい際には、多くの方は下の公式を用いるのではないでしょうか。
面積 = (半径^2) * π
小学校で習った公式ですね。しかし以下の式でも同じく円の面積を求めることができます。
面積 = lim[n→∞] n * (半径^2) * sin(π/n)
この式を使った場合、果たして後から見たときにこれが何を計算している式なのか理解できるでしょうか。
また、この式が本当に正しいのかという自信もありません。
なので多くの場合はみんなが使っている技術を使おうね、という結論になるわけです。
しかしこの結論は、目的が技術を使った先にある場合になります。
技術そのものの理解が目的である場合、既にある技術を1から構築する事はとても勉強になります。
ということで、「車輪の再発明がいけないか」は時と場合によるということです。
はっきりしませんねえ。